食品添加物が与える、体にいいことってあるのでしょうか?
食品添加物は危険だ、食品添加物の使用をやめよう、などという言葉をよく耳にします。
しかし、その有用性には目が当てられないことがほとんどではないでしょうか。
いわゆる“食品添加物”による、人体へのプラスの作用って何かないのでしょうか?
例えば食品添加物を加えることで、ある意味では栄養が豊富になり、滋養強壮がついたりするのではないでしょうか?
また人間の物理的な寿命などが、特定の化学物質によって伸びる可能性はないのでしょうか?
たしかに食品添加物には自然界に存在しないものも多いわけで、人体にとっては受け入れがたいものも多いかと思います。しかし、科学の力をもって人間はどんどん進化してきてると考えます。
1つの論拠として日本人の寿命年齢が平均的に高いことが挙げられます。
これは、気候風土に恵まれ十分な栄養を摂ることができ健康的な暮らしができるようになったから。
そう説明してしまえばそれまでなのですが、その影に適正値で使用されている食品添加物が関与しているの可能性があるのではないのでしょうか?
何か意見をお持ちの方、またご回答があればよろしくお願いします。
直接的に体に良いというよりも、添加物によって食品の品質低下による悪影響を抑えるために、添加しないよりも体に良いという考え方もできます。
・魚肉などに使用される発色剤→色を鮮やかにするためではありますが、ボツリヌス菌などの細菌増殖を抑える作用があり、それによる食中毒リスクを減らす。
・ビタミンC、Eなどの酸化防止剤→食品中の油脂成分の酸化を抑える。酸化した油はマズイ上に、たくさんとると、消化不良や下痢などを起こすことがありますし、過酸化物質はガンとの関連も指摘されています。これを抑えるのは有益とも言えます。
栄養強化としての添加を、添加物と考えれば、あなたのおっしゃる通りの滋養強壮と言えます。具体的には、ビタミンなど栄養強化目的で添加する場合があります(この場合、食品添加物としての記載義務がないので、成分表示には書いていないかも)。もっとも、これらはカップラーメンのような栄養が偏りがちな食品の栄養バランスを整える目的での使用が多いようですが・・。
日本では、添加物=なんだか良く分からないけど体に良くなさそうという漠然とした感覚を持っている方が多いので、食品を提供する側は、無添加にして差別化をはかると売ろうと考えます。それでまた包装技術開発が進んでいる部分があると思われます。
食品添加物による品質保持の有益性は、とくに輸送技術や保存技術・包装技術が発展するにつれ薄れていくものですが、日本ほどそれらの技術開発や一般的な衛生観念が進んでいない地域では、より重要なはずです。どちらにせよ、本来は、添加することによる有害性(リスク)と有益性(ベネフィット)を天秤に掛けて、利益があれば使うべきですし、そうでなければ使わなければ良いのです。また、使わずに済むのであれば、使わなければ良い。リスクがことさら強調されて言われる傾向があるのは、おっしゃるとおりだと思います。
調理師です。
日本人の平均寿命が伸びたのは、乳児死亡率が下がってるからです。食品添加物が寿命を伸ばしているわけでは無いのです。
一方で癌の患者が増えている…これも食品添加物が原因だと囁かれてる事です。
添加物はネガティブなイメージが付き物ですが、質問者様の思考展開、論理的思考には大変興味を持ちました。
添加物の有用性についてのレポートを是非拝見したいものです。
食品添加物と言うと、悪いものと言われますが、塩さえも食品添加物になるので、毛嫌いはしたくないのですが。
日本人の寿命が延びたのは、医学の進歩、福祉(生活保護など)の存在、若年層の死亡率の低さだと思います。
ただ、食品添加物を悪者にしている人が、塩分やカロリーや、脂質、栄養などに気を使っていないと、あまり意味がないかと。
食品添加物のプラス作用は、現代人が好む味に近づけ、好き嫌いを少なくしているかもしれないですね。
まず。
食品添加物が何らかの形で好影響を与える…というのは、あまりありません。
なぜ『絶対』ではなく『あまり』なのかと言うと、一口に『食品添加物』と言っても、多量に、もしくは少量を長期間摂取した場合などに体に悪い影響を与えるものもあれば。
酸化防止剤、酸味料、品質保持剤等として添加されるビタミン類(←この場合ビタミンも立派な食品添加物なんですよ)もあるからなんですね。
一度、手近な品質表示を見て色々調べてみると楽しいかも知れませんよ。
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